電車通勤の時間ははっきりいって大変です。うまく座れればいいですが、都会では立たないといけない場合がほとんど。しかも、ぎゅうぎゅう詰めの電車通勤はストレスが高まり、仕事場に着くころにはぐったりということにもなりかねません。
総務省の統計によると、日本人の電車通勤の時間の平均は、神奈川県が最長で49分間。千葉県が48分、埼玉が45分で続き、関西では奈良県の43分がトップです。車通勤が一般的な宮崎県や愛媛県の通勤時間は18分なので、比べると3倍近く違います。
さらに日本全体では2時間以上電車通勤をする人が18万人もいるそうです。
平均的な通勤時間が片道50分としても往復で100分。月に20日働くとして2千分で、一年で2万4千分・・・ということは年400時間。人間が活動できるのを16時間とするならば、一年で25日間の休日分を電車通勤で過ごしていることになります。
いつものように前置きが長くなりましたが、そんなに電車通勤が辛い時間となっては、人生すら辛いものになってしまいます。
今回は、そんな辛い電車通勤の時間を過ごす男性がもらってうれしい電車通勤便利グッズをランキング形式でご紹介していきたいと思います。
特に今回は、満員電車でも快適に過ごせるグッズばかりを集めてみました。毎日、満員電車で通勤する彼氏への誕生日プレゼントや、電車通勤が長いお父さんへの贈り物などの参考にしていただけると幸いです!
第5位 重い荷物も支えるだけ! 伸縮式杖内蔵バッグ「サンコー マジ軽ノートPCキャリングバッグ」
電車通勤で最も辛いのは荷物の重さです。男性ではショルダータイプのビジネスバッグを持つ人が多いのですが、重い荷物が体の片方の肩だけにかかってしまい、家に着くころには、それだけで肩こりになったように筋肉がこわばってしまいます。
そんな辛い電車通勤を少しでも楽にしてくれる便利グッズが、このマジ軽ノートPCバッグです。
名前はややイラっとしますが、ショルダーバッグの下に伸縮式の杖が仕込まれていて、重い荷物も倒れないように支えるだけでよくなるので、通勤電車が格段に楽になります。
さらに、杖の先には小さなタイヤがあるので、キャリングケースのようにタイヤを転がして荷物を運ぶことも可能です。・・・かなりバランス感覚が求められるのは事実ですが。
とはいえ、ビジネスバッグとしての機能もしっかりとしていて、パソコンを保護するクッション材やペンや小物を入れるポケットなど使い勝手は十分です。
価格は4000円程度。通勤電車で立ちながら「ああ、この鞄にビューっと棒が出て支えてくれればなぁ」と思ったことのない男性はいないのではないでしょうか。ちょっと見た目は奇抜ですが、一度使えば病みつきになる通勤便利グッズです!
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第4位 雨の日の電車通勤を快適にする! 鞄用フック付きメンズ傘「rumbrella (ランブレラ)」
通勤でやっぱり疲労感を高めるのは荷物です。この傘は持ち手が二股に分かれた傘なので、荷物をこのY字の部分に引っ掛けることで、通勤の負担を軽くしてくれる便利グッズです。
耐荷重は最大5キロ。丈夫さはゲリラ豪雨にも耐えられる傘としての強度にもつながっています。
傘としての機能も確保され、直径は110センチと平均的な傘のサイズよりやや大き目。親骨にはしなやかで折れにくいグラスファイバーを採用しているので、強風にも曲がることがなく、450gという軽さも実現しています
価格は5500円程度。便利な傘というのも、いくつあっても困らないプレゼントなので、喜ばれやすい選択であるといえます。荷物を掛けるという役割があるので、電車の中で傘を忘れてしまうのを防止できるという利点もあります。
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第3位 乗り過ごしを防ぐ便利グッズ! 耳栓型アラーム「キングジム めざましイヤホン NMR10 」
第3位は、電車で疲れて眠ってしまっても、降りる駅を寝過ごさないですむ通勤便利グッズのめざましアラームです。
キッチンタイマーのような小型の本体に2つのイヤホンが搭載され、耳に入れることで設定した時間になると振動で起こしてくれます。電車では音を鳴らすのはちょっとはばかられるので、静かに目を覚ますには最適なグッズです。
もちろん音を鳴らすことも可能。そのほか、ウォークマンやiPodなどに接続することで、音楽を聴いている時にも時間を知ることが可能です。
価格は6500円程度。電車通勤の目覚ましグッズとしてだけでなく、職場でこっそり仮眠をとるときに周りにばれずに目を覚ますアラームや、一緒の部屋に寝る家族を起こさずに目覚められるアラームなど使い方は多様です。
帰宅中に、よく電車を乗り過ごす彼氏への誕生日プレゼントや、消防士や介護職など泊まり勤務がある男性への贈り物にも最適です。
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第2位 電車での読書を便利にする最強電子書籍リーダー! 「Kindle Oasis (キンドル オアシス)」
平均的な会社員の通勤時間は50分。ということは年間で休日25日分は、まるまる電車に乗っているということになります。よく考えると、この通勤時間を有効活用できるかできないかで人生は大きく変わってきます。だって、通勤時間を眠っているだけで過ごしては、10年後は一年近く(250日間)人生を無駄に過ごしたということになってしまいます。
ということで、人生を左右する通勤時間を有意義にするためにもっともおススメしたいのは読書です。中でも、このキンドルオアシスは、重さわずか130グラムと最軽量のブックリーダーなので、長時間持ち続けても手が疲れないというメリットがあります。文庫本の平均的な重さは160g程度とされているので、本物の本よりずっと軽いんです。
さらに、持ち歩ける本は数千冊。通信環境がある場所なら、アマゾンのクラウド(ネット上の倉庫)で半永久的に保存ができるので、蔵書は無限大となります。
今時スマホでもネット書籍を読めるのに、どうして電子書籍専用の機械をすすめるかというと、それは目へのやさしさが段違いに素晴らしいからです。スマホは画面の向こうから光を当てて映像を映し出しているのでブルーライトなど強い光が直接目に入るので、1時間もスマホで本を読めば目がチカチカとしてくるのが実感できます。
その点、ネット書籍専用の機械のメリットは、光を手前から画面に向かって当てているので、直接目に突き刺さるようなことがなく、目の疲れが最低限にまで抑えられるのがメリットです。
ただ、このキンドルオアシス。持ちやすさも改良されていて間違いのない電子書籍リーダーなのですが、価格は3万6000円とやや高め。とはいえ、205gの旧型「キンドル ペーパーホワイト」が会員価格で1万円程度で販売されているので、重ささえクリアできれば画面サイズは同じなのでおすすめです。
ちなみに「キンドル Fire」というシリーズもありますが、こちらはスマホと同じような映像の映し出し方をするタブレット端末なので、ご注意を!
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第1位 騒がしい電車から人が消える! ノイズキャンセリングイヤホン「bose quietcomfort 20」
第1位のおすすめ電車通勤グッズは、このボーズのノイズキャンセリングイヤホンです。
ノイズキャンセリングとは、音が波の形で伝わる性質に着目し、周りの騒音と真逆の波を発生させることで、波を打ち消す仕組みのこと。イヤホンに取り付けられたマイクで外の音を拾って、波形を逆にした音をイヤホンから流すことで音を消してくれます。
音を消すといっても、実感がわかないかもしれませんが、実際に量販店などで試してみてください。本当に騒がしい店内が「シーン」としてしまいます。びっくりします。
ノイズキャンセリングイヤホンはソニーなども販売していますが、このボーズは誰もが認める最高の消音性能を誇るイヤホンです。電車でもまるでほかの乗客が全員いなくなったように、というか、電車が動いている音さえも消えて自分だけの世界を創り上げてくれます。
さらに、このイヤホンはすべての音を消す機能のほかに、アナウンスなど人の声だけを聴きとれるようにする「Awareモード」も搭載しているので、電車を乗り過ごしたり、人から声を掛けられて無視してしまうような心配もありません。
価格は3万8000円程度。最強のノイズキャンセリングイヤホンなだけに、価格が高めなのはネックですが、価格相応の性能は保証してくれています。
もちろんiPodなどを接続でき、音が消えることで、小さな音でも好きな音楽が楽しめ、普段は気づかなかった小さな楽器の音まで楽しめ、音楽鑑賞の深みも与えてくれる最高のイヤホンです。通勤中に勉強をする男性にもおすすめのプレゼントと言えそうです。
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